どうも皆さん、こんにちは!
本記事では、PremiereProのエフェクト機能「カラーキー」を使用した透過(色抜き)を紹介していこうと思います!
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皆さんはPremiereProで動画や画像の透過をする際、どのエフェクトを使用していますでしょうか。
私は今まで「Ultraキー」というものを使用して透過を行ってきていたんですが、
一つだけ問題がありまして、
何故か黒色だけ透過が適用されないんですよね。
ゲームのタイトルロゴ画像などネットから素材をダウンロードしてきて、
いざ透過処理を行ってみると何故か透過できない。
そんなことを何度か経験してきた筆者ですが、
そんな問題を簡単に解決してくれる、
Ultraキーに取って代わる「カラーキー」を今回はご紹介していきたいと思います!
実際に2つを画像(動画)に適用してみよう
Ultraキーの場合
ではまず「Ultraキー」から試してみましょう。
Ultraキーは下記の場所にあります。
【ビデオエフェクト】→【キーイング】→【Ultraキー】
今回はリトルナイトメア2というゲームのロゴ画像、
それに分かりやすいようオレンジの背景を置いています。
作業は非常に簡単。
適用後「キーカラー」にある「スポイトマーク」を押して透過したい色を選択するだけです。
透過色として白を選択した①では、色が抜かれて背景が露出していますが、
黒を指定した②では、何故か透過が適用されていません。
原因は謎です。
世の中分からないことだらけですね。(適当)
カラーキーの場合
では本題の「カラーキー」を試していきましょう。
カラーキーは、Ultraキーと全く同じ場所にあります。
【ビデオエフェクト】→【キーイング】→【カラーキー】
先ほど同様に適用してみると、
白色が透過されるのは勿論、
こちらは黒色もしっかり透過することが出来ました。
②の画像のように縁(ふち)の部分に色が残りやすいので、
その場合は「エッジを細く」という数値を少し上げてみて下さい。
これで綺麗に透過させることが出来ます。
今回は背景に別色(オレンジ)を重ねているため、
透過処理が出来ているかどうか一目で分かりますが、
PremiereProのデフォルト背景の黒色では画面上に特に変化がありません。
透過が適用されていないと勘違いしやすいのでご注意下さい。
補足:ルミナンスキーでも透過できる
「Ultraキー」と「カラーキー」の2つを紹介しましたが、
同じ欄の一番下にある「ルミナンスキー」を使用しても同様に透過することが出来ます。
こちらもやり方は簡単、
「ルミナンスキー」を適用して「しきい値」の数値を上げるだけです。
ただ注意点として、
こちらは黒色のみ透過することができ、その他の色は透過できません。
結局どの色でも透過できる「カラーキー」を使うのが一番簡潔かなと思います。
まとめ
今回は「カラーキー」についてご紹介していきました!
計3種類の透過用エフェクトを紹介しましたが、
黒含め全ての色を簡単に透過することが出来る「カラーキー」が一番おすすめかなと思います!
作業も超簡単、
【キーカラー】を適用して【スポイトマーク】から【透過したい色を選択する】だけです!
是非、これを活用して動画編集やサムネイル作りに役立てて頂けると幸いです!
では!!
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