本記事では、筆者が実際にクイックルワイパーのみで約1年間、部屋の掃除を行ってきた感想を書いていこうと思います。「掃除機を使わないシンプルな暮らし」案外憧れている方も多いのでは??
- 平塚巴(ひらつかともえ)
- 珈琲と小説、パソコン、そして猫が好き
- 猫のドミちゃんとのスローライフ謳歌中
何はともあれ結論から話しましょう。
タイトルにもありますが、普通に掃除機を買った方が良い(ストレスが少ない)と感じました。
では、皆さんが気になる「メリット・デメリット」を挙げていきたいと思いますが、
その前に筆者の当時の背景を羅列しときます。
境遇があまりにも違うと、参考になりずらいと思いますので。
- 平塚巴(以後、お見知りおきを!)
- 一般成人男性
- 1人暮らしのワンルーム(8畳)
- 家具は主にテレビや本棚、デスクトップPCなど
- ペットなし
では、いきましょう!
早見表
メリット〇 | デメリット× |
---|---|
〇 コストがかからない(値段が安い) 〇 使い捨て、メンテナンスや充電不要 〇 好きな時間に掃除できる 〇 ウエットシートで水拭きも気軽に出来る | ✖ 掃除の綺麗さに不安が残る(特に髪の毛) ✖ 本棚等の家具の掃除がやりづらい |
太線にしている部分が個人的に大きかった部分になります。
一見メリットの方が多く見えますが実際は如何に。
メリットから詳しく話していきましょう。
メリット
コストがかからない(値段が安い)
何と言ってもクイックルワイパー最大の利点は、
掃除機を買わない、コストが多くかからない点でしょう。
本体の値段は約1,400円、ドライシート40枚(髪の毛・埃を取る用)が約600円、ウエットシート12枚(水拭き・汚れを取る用)が約600円となっており、初期費用は2,500円程度で済みます。
大体使う枚数は一回の掃除でドライシート2枚、ウエットシート1枚くらいでしょうか。
単純計算で12回以上は一度購入すれば掃除することが出来るので、
そう考えるとコスパは非常に良いと思います。
その他
その他にも、拭き終わった後はゴミ袋の上でシートを外すだけなので汚れはしませんし、
掃除機と違ってフィルターの掃除等も必要ありません。
掃除が終わったらシートを外して置き場所にポイっです。
メンテナンス等がいらないのも大きな魅力ですね。
加えて、好きな時間に掃除できるのも案外メリットではないでしょうか。
変な時間に起きてしまって、眠れないし暇だし掃除でもするかなんてことが案外ありがち。
そんな時に気になるのが騒音問題ですが、クイックルワイパーなら全く問題ありません。
マンションにお住まいで、夜間に掃除衝動に駆られがちな人は特にメリットだと言えるでしょう。
また、ウエットシートを使って水拭きが手軽に出来る点も掃除機とは違うポイント。
面倒な水拭きを一連の流れで行えるのはメリットだと思います。
めっちゃメリットありますやん。
筆者も書いてて思いました。(オイ
しかし、たった2個のデメリットが筆者的には大ダメージでした。
デメリット
掃除の綺麗さに不安が残る(髪の毛が取り切れない)
これが結構ストレスでした。
想像出来るかと思いますが、あのシート一枚に全ての髪の毛がくっ付いてくれるわけがありません。
ある程度キャッチしてくれますが、途中からゴミをスライドさせて搔き集める作業になります。
髪の毛を一点に集めて、それを上からグッと圧でシートにくっ付けて、ゴミ箱に捨てるイメージ。
このスライド作業の過程で、髪の毛どもが逃げ出す心配をしなくてはなりません。
加えて、一回で取り切れないため同じ箇所を複数回ドライシートで拭く必要があります。
この往復が地味に面倒くさい。
掃除機なら髪の毛や埃が残ってる心配が無用で、一回の作業で終わります。
クイックルワイパーは楽さが売りの商品ですが、
これ一本で部屋を完璧に綺麗にするという観点では手放しで楽とは言えませんでした。
本棚等家具の掃除がしづらい
クイックルワイパーはフローリング用なので仕方ない点ではありますが、
高さがあるものは掃除しづらいです。(まぁ当たり前)
今時の掃除機には大体ハンディ器具が一緒に付いていますが、
それがないため電子機器に溜まる埃やパソコンの通気口部分などの細かい箇所の掃除に困ります。
結局家具の掃除をきちんとしたかったら他の掃除手段が必要になるんですよね。
いちよ埃を取ることは出来ますが、如何せん吸うのではなく這わせてかすめ取る方式なので、
埃が周辺に散らばってしまう可能性があるのも気になるポイントです。
まとめ
ということで今回は、クイックルワイパーのみでの掃除は実際どうなのかについて書いていきました!
まとめると、
初期費用の安さは魅力的だが、綺麗に掃除をしようとした場合、
「掃除自体に案外時間がかかる」「クイックルワイパーだけで完遂できない」といったデメリットがある。
ハンディ機能があって家具の埃も心配ないコードレス掃除機の方が結局ストレスなく掃除ができる。
以上となります。
ちなみに、仮に3年間クイックルワイパーを使い続けるとしたら、
本体とシート代合わせて大まかですが15,000円ほどかかる計算になります。
15,000円あればシャープやダイソンの軽量ハイモデルこそ買えはしませんが、
掃除機で結構評判の良いマキタのコードレス掃除機が買えたりします。(無名ブランドは勿論)
こちらの掃除機使ったことはないですが、
レビュー詐欺のサクラチェッカーにも引っかからなかったのでしっかり良い製品のようです。
コードレス掃除機のデメリットである稼働時間の短さもワンルーム程度の広さなら問題ないと思います。
とは言っても、この記事を見ている方々はクイックルワイパー生活に興味を持たれている方だと思うので、
値段も安いですし、一旦はクイックルワイパーを買って掃除をしてみてもいいかもしれません。
数ヶ月使ってみてやっぱり埃や髪の毛が気になった場合は、
掃除機を買ってサブ機としてクイックルワイパーを使ってもいいですしね。
正直なところ、結局コードレス掃除機とクイックルワイパーのハイブリッドが最強な気がします。
では、この記事が少しでも皆様の参考になったら幸いです。
では!!
コメント